白髪染め何を使えばいいの?その2
今回は実際それぞれどんな特長があるか紹介していきます。
化学反応型のカラー
「ブリーチ」
ブリーチは脱色剤といわれるもので髪色を明るくすることしか出来ません。
染料(髪に色をのせる成分)が入っていないのでかぶれることはないですが、
刺激が強いので肌の弱い人は皮膚に直接着くとしみたり痛みを感じることもあります。
金髪にしたい時やヘアカラーで暗くした髪の色を落としたい場合等に使います。
髪へのダメージは大。明るくするほどにダメージは大きくなります。
「アルカリカラー・ヘアダイ」
いわゆるファッションカラーやグレイカラーといわれるもので髪色を明るく又は暗くしながら色味を入れることが出来ます。
使われている「ジアミン」という染料がかぶれを起こすことがある。
1度のカラーでしっかり染まり色味の種類も豊富なので好みの色が選べる。
髪へのダメージは大。明るくするほど、繰り返すほどダメージは大きくなり色持ちも悪くなって行きます。
とにかく白髪をしっかりと染めたい方に向いてます。
「ヘナ」
草木染めのヘナも少し特殊ですが、化学反応で染めるカラーの一つになります。
ヘナの葉に含まれる「ローソン」というオレンジ色の色素をもった染料が空気中の酸素と反応して染まります。
髪色を明るくすることはできない。
染まりは髪質や白髪の量等によってかなり差が出ます。
髪へのダメージはほぼ無し。
かぶれることはほとんどない。(科学染料入りの物もあるので注意)
染めた直後はきしみを感じることもありますが数日でおさまります。
繰り返すとハリ、コシ、ツヤが向上して色味もしっかり入っていきます。
色味は基本オレンジしかなくインディゴという藍染めを混ぜることでブラウン系にすることは可能です。
2回3回と重ねる必要があるのと時間も長めに置かなければいけないのが難点。
白髪は染めたいけど髪への負担はかけたくない、自然派の方に。
「ハーブカラー」
植物パウダーに科学染料を混ぜたカラー。
髪色を明るくすることはできないが色味は豊富なので好みの色を選べる。
ジアミン染料を使っているのでかぶれることがある。
髪へのダメージは小。
アルカリカラー、ヘアダイに比べると染まりにくい。
髪の明るさはいらない、ダメージを抑えて染めたい方に。
と、科学反応型のカラーの紹介でした。